英語版プレスリリース「https://cloudian.com/press/state-of-california-selects-ens-inc-s-storage-as-a-service-staas-offering-powered-by-cloudian/」を日本語の抄訳でご紹介します。

 

Cloudianは、HyperStoreが、カリフォルニア州のITソリューションプロバイダーであるエンタープライズネットワーキングソリューションズ(ENS-Inc)によって、カリフォルニア州のオブジェクトストレージサービス(STaaS)として導入されたと発表しました。

STaaS On-Premisesという名前のソリューションは、ENS-Incが従量課金で提供するクラウドストレージサービスです。既に10以上の州および地方機関が利用しているこのソリューションは、California Department of Technology(CDT)を通じて提供されています。

カリフォルニア州のDepartment of Technologyは、このサービス開始の際、「STaaSオンプレミスは、当社のデータセンターや遠隔地にあるサーバー環境のお客様に提供されています。 お客様のニーズを満たすために4つの層のストレージを提供しています。」と説明しています。

このストレージ階層には、顧客のサーバーと連携する高速ストレージであるTier IおよびIIと、ENS-Incのデータセンターにある大容量ストレージであるTier IIIおよびIVからなります。 Tier IVインフラストラクチャとして導入されたCloudian HyperStoreは、最も容量が集中するデータファイルやイメージファイルのストレージに採用されています。

ENS-Incの事業開発ディレクター、チャド・ホッジス(Chad Hodges)は次のように述べています。「プロジェクトの重要な部分であるS3互換のオブジェクトストレージは、当社にとって新しいサービスです。 Cloudianは優れたパートナーであり、設計と実装を迅速かつトラブルフリーにするために必要な製品、サポート、トレーニングを提供してくれました」

現在、8台のCloudian HSA4000アプライアンスのクラスタに2.8ペタバイトのデータを保存しています。容量は2019年に10ペタバイトに達する可能性があり、州政府および地方自治体の政府機関によるさらなる追加採用が期待されています。

将来、より多くの州への拡大も含まれます。 「政府機関にはコストを削減し、IT業務を合理化するという厳しいプレッシャーがあるため、このようなサービスの需要が増加すると予想されています」とHodges氏は続けました。 「カリフォルニア州のSTaaSの一部としてオブジェクトストレージを導入しているという当社の実績と実証済みの専門知識により、ENS-Incはより多くの契約を獲得し、この技術のインパクトを大きくできるでしょう。」

「現在、州、郡、および地方自治体は膨大なデータを管理しており、厳しい予算と高いサービスレベルを期待されていますが、これを満たすのは困難です」とCloudianのCMO、Jon Toorは述べています。 「Cloudianのエンタープライズストレージを搭載したENS-IncのSTaaSは、無制限の拡張性と優れたS3 APIの互換性と無類の運用効率を組み合わせることで、増え続けるストレージの課題に対する最善のソリューションを提供します。」