新しいHyperBalanceで、適応性の高いデータマネージメントを実現し、進化したCloudian HyperStoreスケールアウトオブジェクトストレージを
Scott Ekstrom, Senior Technical Engineer, Cloudian
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データの爆発的な増加により、市場における新たなデータ管理ソリューションの重要性が示唆されています。Cloudian HyperStoreなどのオブジェクトストレージソリューションは、大量の構造化および非構造化データを処理するための最適な選択肢になりつつあります。
オブジェクトストレージは、地理的に分散した大規模なスケールアウト向けに設計されており、将来のデータ増加に対応できる優れた方法として取り入れられています。世界中で作成される膨大なデータ量のトレンドを見ると、この大規模なデータ管理を「シンプル化」させることがいかに重要かは、言うまでもありません。
Data Volume Creation and Consumption (Statista, 2022)
企業のデータは、貴重な資産であると同時に、最大の悩みの種でもあります。そのため、適切なソリューションには、セキュリティ、KMS、HA、DR、パフォーマンスなどの要素が必要です。Cloudian HyperStoreは、これらの要件をすべて満たしています。
- セキュリティ対策 – FIP 140、NIST 800-88、SEC 17a-4、コモンクライテリア EL2
- KMS – サポート済
- スケールアウトシェアナッシング設計、99.999999999の可用性
- ネイティブ S3、ゲートウェイまたはミドルウェア不要、SSD/HDD および NVMe をサポート
- マルチデータセンター導入とハイブリッドクラウド対応
- データを不変にするオブジェクトロック機能でランサムウェア対策
企業のデータが増大するにつれて、そのデータをエンドユーザーとやり取りするという課題が発生します。大規模なスケールアウトオブジェクトストアには、線形にスケーリングするフロントエンドが必要になります。そうしないとせっかくの貴重なデータが十分に活用されないからです。この点を考慮して、Cloudian は Loadbalancer.org を搭載した HyperBalance をリリースしました。
製品ソリューション全体を統合することは、今日のITおよびデータセンターにおける共通の課題です。HyperBalanceとHyperStoreの組み合わせで、オブジェクトストレージはより簡単になりました。プリセールスから将来の拡張計画、予想される今後の動向にいたるまで、ソリューション全体の専門知識を持つ担当者と連携できます。導入後のサポートは、オブジェクトストレージだけでなく、ネットワークやロードバランシングも熟知し、高度なトレーニングを受けたスタッフが担当します。もう複数のベンダーに問い合わせる必要はありません。また、必要に応じてCloudian HyperCareリモートマネージドサービスを利用して、お客様に代わって全体を管理することも可能です。
導入の際の選択やサイジングが容易であることはもちろん、HyperBalanceは、HyperStoreと緊密に連携されたロードバランシングソリューションを可能にします。メリットは下記の通りです。
- スケーラビリティの向上、アーキテクチャとパフォーマンスの最適化
- HyperStoreノードとサービスのカスタムヘルスチェック
- インテリジェントなデータ管理によるパフォーマンスの最大化
- クラスター化されたHyperBalanceとシームレスなフェイルオーバーによるHAとDR
- 地理的に分散したクラスタ間で、HyperStoreサービスごとにレイヤ7のインテリジェントルーティングを実現
- HyperIQモニタリングによるネットワークとストレージの可視化
Cloudianの新しいHyperBalanceで、オブジェクトストレージの「シンプル化」が実現します。
これで、データの増加を管理するパートナーと、セキュリティ、災害復旧、およびリミットレスの拡張など、全ての条件を満たしながら、導入時の費用対効果に優れた方法を手に入れることができます。
詳細はこちらをご覧ください https://cloudian.com/jp/products/cloudian-hyperbalance/