Search StorageにCloudianのCEOであるMike Tsoのインタビュー記事「Cloudian makes moves, keeps up with changing object storage market」が掲載されています。日本語の抄訳でご紹介します。

オンプレミスのオブジェクトストレージ専業企業であるCloudianを取り巻く活発な動きは、昨年一年間に市場が急速に動いていることを良く示しています。

CloudianのCEOであるMichael Tso氏は、売上高が3倍に増え、顧客数が200社を突破したことで、2017年は事業開始以来、最高の年であったと述べています。同氏は、「Cloudianのオブジェクトストレージの第4四半期までの売上高の89%はパートナーからであり、その傾向は2018年も続いています。2015年にはサードパーティからの売上は25%、2016年には36%で大幅な増加となった」と語っています。

「これは、製品が幅広いチャネルに対応する準備ができていることを示すサインです」とTso氏は述べています。

Cloudianは、2011年後半に製品販売を開始し、福島の地震後に地理的に分散したマルチテナント型のストレージを必要とするNTT東日本、NTTコミュニケーションズ、ニフティといった日本の電気通信/サービスプロバイダの顧客を中心に立ち上げました。

Tso氏は、今後数年間でCloudianのIPOは可能になるであろうと期待しているが、現在は利益よりも成長が重要だと述べています。

「私たちの取締役会と投資家はできるだけ早く成長し、収益性について心配する必要はないと語っています」。 「もし、現在のような積極的な成長を止めれば、今年は利益を上げることができるし、数字を注意深く見れば、もっと早く利益をあげられると思います。私たちは潜在的なIPOを3〜4年後と想定しています。私たちは急いでいません。その直前までには利益を上げられると思います」

Cloudianは、チャネルおよびOEMパートナーとのパートナーシップに注力し、ストレージ市場の大きなシェアを獲得しています。Lenovoとの2016年のOEM契約に続いて、2017年後半にはHewlett Packard EnterpriseとのEMEAにおける販売代理店契約を締結しました。2018年には機械学習のMachine Boxと提携し、Google Cloud Platform上でCloudianのオブジェクトストレージをテストできる「HyperStore Test Drive」を開始しました。

また、シスコシステムズとの2017年後半に行った協議の結果、シスコの元経営幹部が率いるプライベートエクイティ企業であるDigital Alphaから、本年初めに大きな投資を得ました。 Digital AlphaはCloudianに2500万ドルの出資を行い、最高1億ドルのユーティリティファイナンスをコミットしました。

「1億ドルの目的は、Cloudianのアプライアンスとソリューションを購入して、紙ドリンク型コンサンプションモデルをエンドユーザーに提供する別会社を設立することです」とTso氏は語ります。 「それは必要なときには、より多くのギアを追加し、取り除くときにギアを減らすことです。私たちの製品はオンデマンド環境でのみ販売されているため、自分のデータセンターにクラウドが置かれていることを除けば、クラウドとまったく同じように動作します。」

Cloudianは3月にイタリアのファイルベースソフトウェアベンダーであるInfinity Storage社を買収しました。Cloudianは既にファイルとオブジェクトを統合するHyperFileアプライアンスでInfinityの技術を使用していました。

「彼らは、データをオブジェクトストレージまたはクラウドに移動できるNFS / CIFSフロントエンドを作っています」とInfinity StorageについてTso氏は述べています。 「ゲートウェイの各企業とパートナーを組んでいますが、そのソリューションのどれにも満足していませんでした。そこにある多くの製品の問題はカーネル空間にないことです。従来、ファイルシステムは常にカーネル内で行われていました。そのことは頑丈にするための唯一の方法ですが非常に難しいです。私たちは、市場に出回っているすべてのベンダーを1年間テストしましたが、最終的にミラノを拠点とするこの小さな会社に決めました。彼らは10年以上この方法で手掛けていたのです。」

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