使い勝手は同じで、更改や増設、容量制限を気にしないファイルサーバー
解決すべき課題
- ファイルサーバーの容量がひっ迫している
- 今後のデータ増加量の予測が難しい
- 既存のファイルサーバーの更改や増設に伴う投資や保守費が大きな負担
- 万が一のための冗長性維持、DR/BC対策にリソースが必要
- ユーザーが慣れ親しんでいるWindowsファイルサーバー環境を変更できない
- Active Directory認証を引き続き利用したい
解決の方向性
- 現行ファイルサーバーの更改や増設ではなく、より経済的に拡張できるストレージを導入する
- ファイルサーバー用途に高価・高性能ストレージ装置を利用しない
- 冗長化、DR/BCを自動化する
- ファイル共有のCIFSプロトコルと連携する
- Active Directory認証を維持する
ソリューション概要
FOBASクラウドストレージキャッシュ(CSC)は、ファイル共有のCIFSプロトコルをS3 APIに変換、Active Directory認証、データ圧縮、重複排除、ウィルススキャン等機能を提供するストレージゲートウェイ製品です。Cloudian HyperStoreオブジェクトストレージと連携して活用することで、投資と保守費を抑えた、容量制限を気にしないスケールアウト型ストレージを構築できます。また、レプリケーション機能により自動的にデータ保護ができ、複数データセンターにデータを自動複製するマルチデータセンター機能により、DR/BC対策が可能になります。
Cloudian HyperStore ソリューションと利点
Cloudian HyperStoreソフトウェアは、完全S3 API準拠、マルチテナント、マルチデータセンター対応ハイブリッドクラウドストレージソフトウェアです。クラウドサービスプロバイダはCloudian HyperStoreソフトウェアを使用してパブリッククラウドとマネジドプライベートクラウドを展開できます。企業であればHyperStoreソフトウェアを使用してプライベートクラウドとハイブリッドクラウドを展開できます。 HyperStoreは、既存のIT基盤上に実装するソフトウェアとして、または完全に統合されたラック対応のアプライアンスとして導入できます。両方の構築オプションは、データサイズ、無制限のスケール、S3クラウドへのデータ階層化オプション、およびすべてのS3エコシステムアプリケーション対応し、制約のないマルチデータセンターに対応するストレージを提供します。
FOBASの特長と利点
- 多彩なインターフェース - Cloudian HyperStoreのS3 APIを企業内でよく利用されるファイルサーバーのインターフェース(WebDAV、CIFS、NFS、FTP)に変換
- ストレージキャッシュ機能により高速なネットワークストレージとして利用可能
- Active DirectoryやLDAPなどのユーザー管理システムと連携
- アンチウィルスエンジンが同梱されており、格納したファイルのリアルタイムスキャンが可能
- インラインでの格納データの圧縮、および重複排除機能を提供
ソリューションの利点
- ファイルサーバー用途に経済性が高く、容量制限のないスケールアウト型ストレージを導入
- 複数ノードにデータ複製、分散配置しハードウェア障害からデータ保護
- マルチデータセンター機能による秒単位の復旧目標可能なDR/BC対策
- ファイル共有プロトコルをS3 APIに変換
- Active Directory連携
- データ圧縮、重複排除、ウィルススキャン等