Cloudian、Veritas NetBackupとEnterprise Vaultでランサムウェア保護機能を提供
S3 Object Lockでデータを不変にし、身代金を支払うことなく迅速かつ容易に復元を可能にします
クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ブライアン・バーンズ、以下クラウディアン)は、本社Cloudian Inc.(米国カリフォルニア州、以下Cloudian)が、現地時間2022年12月6日、マルチクラウドデータ管理におけるグローバルリーダーである Veritas Technologies と新たな連携を発表したことをお知らせいたします。この連携により、両社のお客様は、Cloudian の受賞歴のあるS3 Object Lockランサムウェア保護機能をVeritas NetBackupおよびEnterprise Vault環境に導入できるようになります。CloudianのHyperStore®オブジェクトストレージソリューションの機能として提供される S3 Object Lockは、不変のデータコピーを作成し、サイバー攻撃によるデータの暗号化や削除を防ぎます。ランサムウェア攻撃が発生した場合、身代金を支払うことなく、変更されていないデータに復元することができます。 S3 Object Lockは自動化されたオンラインバックアップおよびアーカイブプロセスの一部であるため、データの復元は迅速かつ簡単です。
猛威を振るうランサムウェア攻撃
Sonic Wall社によると、ランサムウェアは引き続きサイバーセキュリティの最大の脅威の1つであり、2022年の1月から9月の攻撃件数は、2021年を除くすべての年を上回っています。残念なことに、従来のフィッシング予防の従業員向けトレーニングや、マルウェア対策ソフトウェアなどの予防策は、ランサムウェア攻撃には有効ではないことが証明されています。
VeritasとCloudianによる強化されたデータ保護
Cloudianは、Veritas NetBackupに高速のオンプレミスディスクベースのバックアップターゲットを提供し、Veritas Enterprise Vaultとシームレスに統合しアーカイブストレージを簡素化する、長年のVeritas認定パートナーです。Cloudian は、ランサムウェアからの保護機能に加え、以下のような幅広いデータ保護のメリットを提供します。
- 高度なセキュリティ機能:セキュアシェル、統合ファイアウォール、RBAC/IAMアクセスコントロール、保存データのAES-256サーバーサイド暗号化、送信データのSSL、米国国防総省およびSEC Rule 17 a-4 (f) などの厳格なセキュリティ認証も取得しています。
- 高速リストア:バックアップコピーはオンプレミスに保存されているため、パブリッククラウドサービスよりも高速な復元を実現します。
- モジュール式の無制限のスケーラビリティ:小規模からスタートでき、ワークロードを中断することなく拡張が可能です。
- 地理的分散:複数のデータセンターやハイブリッドクラウド環境にまたがるストレージを、1ヶ所でシンプルに管理することができます。
- パブリッククラウドレプリケーション:災害復旧(DR)に対応します。
- 最大70%のコスト削減:従来のディスクやテープベースと比べて最大70% のコスト削減を実現します。
「CloudianとVeritasは、世界中の企業のデジタル資産を保護することに貢献してきました。」と、Cloudian の製品・ソリューション担当副社長であるLarry Meeseは述べています。「このパートナーシップを拡大し、より多くのお客様にS3 Object Lockが提供するデータ不変性のメリットをお届けします。身代金の支払いがさらなるサイバー攻撃の資金源となってしまう負の連鎖を断ち切るためにも、今後も取り組んでまいります。」
「深刻な被害を生むランサムウェアの攻撃は勢いを増しています。そのため、攻撃から迅速に回復するために適切なデータ保護ツールと戦略を備えることが非常に重要です。」Veritasの製品管理担当シニアディレクターであるLisa Erickson氏は続けます。「Veritasと Cloudian の統合されたS3 Object Lockで、サイバーインシデントが発生した場合に顧客データを確実に復旧させるための不変性が提供されます。」
CloudianとVeritasのデータ保護ソリューションの詳細についてはcloudian.com/veritas/をご参照ください。
クラウディアンについて
Cloudianは、最も広く導入されているオブジェクトストレージの独立ベンダーです。 ネイティブS3 APIにより、データセンターにパブリッククラウドストレージの拡張性と柔軟性をもたらすと同時に、ランサムウェア保護を提供し、従来のSAN / NASおよびパブリッククラウドと比較しTCOを60%以上削減します。 地理的に分散されたアーキテクチャにより、ユーザーは単一のプラットフォームから、オンプレミスとクラウドのサイト間でオブジェクトとファイルのデータを管理および保護することが可能になります。Cloudianは、ソフトウェアまたはアプライアンスとして利用可能で、従来のアプリケーションとコンテナ化されたアプリケーションをサポートします。詳しくは
https://cloudian.com/jp/をご覧ください。
本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
クラウディアン株式会社
マーケティング担当
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