CloudianはWEKAとの連携で、AIや機械学習および高度な分析に 対応し、高性能でエクサバイトに拡張するストレージを提供
Cloudian オブジェクトストレージとWekaFS™の統合により、分析ワークロードの迅速な処理を実現し、従来のストレージシステムに比べてコストを1/3削減
クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ブライアン・バーンズ、以下クラウディアン)は、本社Cloudian Inc.(米国カリフォルニア州、以下Cloudian)が現地時間2022年1月20日、HyperStore®オブジェクトストレージとWEKA Data Platform for AIの連携を発表し、反復的な分析ワークロードの処理に高性能でエクサバイトに拡張可能なプライベートクラウドストレージを提供することをお知らせいたします。この共同ソリューションは、パフォーマンス重視のワークロードと高速化されたDataOpsのデータパイプラインを連携および簡素化し、すべて単一の名前空間で簡単に管理が可能になります。さらに、従来のストレージシステムと比較して、データ分析に関連するストレージのTCOを3分の1削減します。
高度な分析ワークロードが生み出すデータストレージの課題
今までにない膨大な量のデータが作成および消費されています。そして多くの企業がこの大規模なデータセットにAI、機械学習(ML)、その他の高度な分析を適用し、リアルタイムでより適切な意思決定を行い、新しい収益源を開拓しています。この分析ワークロードには、
膨大なデータセットを作成し使用する必要があるため、ストレージに重大な課題をもたらします。最も重要なのは、データの増加を管理し、ユーザーがそのデータからタイムリーに洞察を抽出できるようにする機能です。従来のストレージシステムでは、反復的な分析ワークロードに必要な処理のニーズや拡張性に対応しきれず、生産性とデータ主導の意思決定にボトルネックが生していました。
Cloudian-WEKA 次世代ストレージプラットフォーム
CloudianとWEKAを組み合わせることで、企業はデータ分析のストレージコストを削減しながら、データパイプラインの高速化と拡張の課題を克服することができます。WekaFS上に構築されたWEKAのデータプラットフォームは、今日のエンタープライズAIワークロードや、その他の高性能アプリケーションをオンプレミス、クラウド、またはプラットフォーム間で実行する際のストレージの課題に対応します。この共同ソリューションは、NASのシンプルさ、SANやDASのパフォーマンス、オブジェクトストレージの拡張性を提供するとともに、データの取り込みからクレンジング、結果のモデル化に至るまで、データパイプラインのあらゆる段階を加速させることができます。
WEKAの階層化機能を介して連携されたCloudianのエンタープライズグレードのソフトウェア定義オブジェクトストレージには、次のようなメリットがあります。
- 高性能 – コンピューティングクラスターのボトルネックを解消し、処理時間を短縮しながら同時ワークロードを実行します.
- エクサバイトのスケーラビリティ – テラバイトからエクサバイトまで中断することなくオンデマンドで拡張し、パブリッククラウドの柔軟性と弾力性を、プライベートデータセンターまたはハイブリッドクラウドモデルで実現します。
- エンタープライズグレードのセキュリティ – 送信および保存データの暗号化、統合ファイアウォール、RBAC/IAMおよびSAMLアクセスコントロール、コモンクライテリア、FIPS、SEC Rule 17a-4(f)などの最も厳しい規制要件をクリアしたデータ保護を提供します。
- 復元力 – レプリケーションまたはイレイジャーコーディングを使用し、データを保護および分散させる機能により、高いデータ耐久性を実現します。これにより、データのバックアッププロセスを別途用意する必要がなくなります。
- マルチテナント – セキュリティを損なうことなく、共有インフラストラクチャで複数のユーザーを配置できます。
- 優れた費用対効果 – 標準的なx86ハードウェアとローカルのNVMe SSDで動作するため、ストレージコストを削減できます。
「データからより大きな価値を引き出すために、AIや機械学習などの高度なアナリティクスを利用する企業が増えているため、高速で簡単なデータ処理と管理を可能にする最新のストレージプラットフォームが必要です。」WEKAの社長であるJonathan Martin氏はこのように述べています。「WEKA Data PlatformとCloudianオブジェクトストレージの組み合わせで、増大する需要に合わせてシームレスかつコスト効率よく拡張できる理想的なソリューションを提供します。」
「高度な分析アプリケーションのサポートにおいて、ユーザーはストレージのパフォーマンスと容量の間でトレードオフをする必要は一切ありません。」Cloudianの最高マーケティング責任者であるJon Toorは述べています。「当社のHyperStoreソフトウェアとWEKA Data Platformの連携により、お客様は妥協することなく十分に活用できるストレージ基盤で、データから新しい洞察を得ることができるでしょう。そして、ビジネスと業務を成功へ導きます。」
この新ソリューションは、本日より提供を開始します。詳細はこちらをご覧ください。cloudian.com/weka/
Cloudianについて
Cloudianは、最も広く導入されているオブジェクトストレージの独立ベンダーです。 ネイティブS3 APIにより、データセンターにパブリッククラウドストレージの拡張性と柔軟性をもたらすと同時に、ランサムウェア保護を提供し、従来のSAN / NASおよびパブリッククラウドと比較しTCOを60%以上削減します。 地理的に分散されたアーキテクチャにより、ユーザーは単一のプラットフォームから、オンプレミスとクラウドのサイト間でオブジェクトとファイルのデータを管理および保護することが可能になります。Cloudianは、ソフトウェアまたはアプライアンスとして利用可能で、従来のアプリケーションとコンテナ化されたアプリケーションをサポートします。詳しくは
https://cloudian.com/jp/をご覧ください。
本件に関する報道関係者の問い合わせ先:
クラウディアン株式会社
マーケティング担当
03-6418-6466
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