Cloudian、HyperIQ可観測性および分析ソリューションに 新しい管理機能とセキュリティ機能を追加

クロスリージョンレプリケーション監視、フェデレーション管理、
ランサムウェア保護などの機能を強化

 

 

クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ブライアン・バーンズ、以下クラウディアン)は、本社Cloudian Inc.(米国カリフォルニア州、以下Cloudian)が現地時間2021年11月9日、HyperIQの可観測性および分析ソリューションの新機能を発表したことをお知らせいたします。この機能により、地理的に分散されたデータセンターを保有する、最新ストレージインフラストラクチャの管理における課題に対処できるようになります。昨年発表されたHyperIQは、企業とサービスプロバイダーに、相互接続されたユーザー、アプリケーション、ネットワーク接続、ストレージデバイスを含むCloudianのストレージインフラストラクチャ全体の統合管理ビューを提供します。また、インテリジェントな監視機能、高度な分析機能、およびヘルスチェック機能を備えており、予測的メンテナンス、強化されたセキュリティ、リソースの最適化を可能にします。この結果、平均復元時間の短縮、可用性の向上、新規導入の迅速化が実現し、運用コストが削減され、ワークロードの需要に簡単に対応できるようになります。

リリースされたHyperIQの主な新機能は下記の通りです。

  • クロスリージョンレプリケーション監視機能:システム環境のフルスタックモニタリング機能により、HyperStoreクラスタ間のネットワークトラフィックとパフォーマンスの追跡など、タイムリーで信頼性の高いデータレプリケーションを実現します。
  • 統合(フェデレーション)管理:単一のHyperIQ管理システムから複数のクラスターを管理できます。
  • ランサムウェア保護機能:オブジェクトロック機能で保護されているオブジェクトの詳細なトランザクション情報を取得し、オブジェクトを削除しようとする不正行為を特定します。
  • シングルサインオン:企業アカウントと適切な権限を持つユーザーがHyperIQとその情報にアクセスできます。

これらの新機能に加え、HyperIQは下記のメリットを提供します。

  • インテリジェントな監視機能:データセンター、ノード、サービス別のリソース使用率を細分化表示し、リアルタイムのインタラクティブなダッシュボードと履歴データによる優れた可観測性を提供します。
  • カスタマイズ可能なダッシュボード:構成済みのダッシュボードに加え、100以上のデータパネルから独自のダッシュボードを構築可能で、ユーザーやストレージのデータをより詳細に分析することができます。
  • ユーザー行動分析機能:ユーザーアクティビティを監視し、使用パターン(アップロード/ダウンロード、APIの使用、S3トランザクション、リクエストサイズ、HTTP応答コードなど)を把握することで、セキュリティとコンプライアンスに関するポリシーを適用することができます。
  • カスタム通知機能:アプリケーションをより積極的にモニタリングするためのカスタムアラートや、Slack、OpsGenie、Kafka、PagerDutyなどと柔軟に連携します。
  • ヘルスチェック機能:Cloudianインフラストラクチャからの傾向と分析、およびインストールベースのグローバルな学習機能による分析に基づき、実用的なプランニングを含む、パーソナライズされたヘルスチェックを毎月提供します。

「今日の最新ストレージインフラストラクチャは、オンプレミスとパブリッククラウドの両方で、地理的に分散されたデータセンターが使われています。」Cloudianの最高マーケティング責任者であるJon Toorは述べています。「HyperIQは、この地理的分散ストレージとネットワークインフラストラクチャの包括的なビューを提供します。本日の発表により、効率的かつ優れた費用対効果で、安全に管理するための追加ツールが利用できるようになります。」

新しいHypeIQのデモ動画はこちらからhttps://cloudian.com/lp/hyperiq-full-demo/

HyperIQの詳細はこちらからhttps://cloudian.com/jp/products/hyperiq/

 

Cloudianについ

Cloudianは、最も広く導入されているオブジェクトストレージの独立ベンダーです。 ネイティブS3 APIにより、データセンターにパブリッククラウドストレージの拡張性と柔軟性をもたらすと同時に、ランサムウェア保護を提供し、従来のSAN / NASおよびパブリッククラウドと比較しTCOを60%以上削減します。 地理的に分散されたアーキテクチャにより、ユーザーは単一のプラットフォームから、オンプレミスとクラウドのサイト間でオブジェクトとファイルのデータを管理および保護することが可能になります。Cloudianは、ソフトウェアまたはアプライアンスとして利用可能で、従来のアプリケーションとコンテナ化されたアプリケーションをサポートします。詳しくは
https://cloudian.com/jp/をご覧ください。

本件に関する報道関係者の問い合わせ先:
クラウディアン株式会社
マーケティング担当
03-6418-6466
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