ウェイズジャパン(ファイルフォース)とクラウディアン、 プライベートクラウド展開に向け相互接続性を公式認定
ウェイズジャパン(ファイルフォース)とクラウディアン、 プライベートクラウド展開に向け相互接続性を公式認定
~ FileforceとCloudianを使い、BYOD含む、 あらゆるデバイスからのファイル格納、管理、共有をセキュアに自社管理 ~
株式会社ウェイズジャパン
クラウディアン株式会社
株式会社ウェイズジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役:関根 文彦、サルキシャン アラム、以下 ウェイズジャパン)とクラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:太田 洋、以下 クラウディアン)は、企業におけるあらゆるファイルのストレージ・管理・共有をセキュアに行えるクラウド型ファイルマネジメントサービス「Fileforce」と、S3 API完全準拠で、パブリック及びプライベートクラウド、エンタープライズITに国内外で商用採用されているソフトウェアベースのオブジェクトストレージ製品、「Cloudian®」との接続検証を実施し、相互接続性を公式認定しましたのでお知らせいたします。
ウェイズジャパンのFileforceは、企業に必要な高度な運用管理やセキュリティーを確保しながら、ユーザの求める快適な作業環境を提供し、従来のファイルサーバでは実現できない新しいワークスタイルを可能にするクラウドサービスです。Fileforceに格納するファイルは、主に、日本を代表するクラウドストレージサービスで、Cloudianを採用するニフティの「ニフティクラウドストレージ」とNTTコミュニケーションズの「BizホスティングCloudn Object Storage」にストレージされています。
Cloudianは、ソフトウェアベースのオブジェクトストレージ製品であり、複数の汎用的なサーバに搭載された多数の内蔵ディスクを統合制御し、ひとつの大きなストレージ領域として活用します。最少2台のサーバからはじめることができ、サーバ台数を追加するだけで、いわゆるクラウドスケールにまで全体のストレージ容量を拡張できます。複数サーバにファイルを自動的に複製するため、ハードウェア障害等に際してもデータは安全に保護されます。
このたびの相互接続性検証は、クラウドサービスとして提供されているFileforceを、企業の構内やデータセンター内でアプリケーションとして利用したいというお客様のご要望にお応えするために実施したものです。相互接続性が確認されたCloudianをストレージとして使うことで、ファイルの格納場所も含めて自社管理ができ、データの外部保管を制限するコンプライアンス等の要請に応じた利用ができるようになります。
今後、ウェイズジャパンとクラウディアンは、FileforceとCloudianを予め実装済みのアプライアンスとしてご提供するなど、両製品を簡単に導入・運用できるようにする計画です。
ウェイズジャパン 代表取締役の関根 文彦は次のように語っています。
「クラウディアンとの協業によりパブリッククラウドのみならずプライベートクラウド、オンプレミスなどあらゆる環境にてFileforceを提供できることにより、全ての企業が望む環境での提供が出来るようになることを心からうれしく思います。今後もクラウディアンとの協業により企業が安心して利用できるファイルマネジメントサービスを提供していきます。」
クラウディアン 代表取締役の太田 洋は次のように語っています。
「日本のお客様のニーズに応え、使い易く、細やかな配慮が行き届いているクラウド型のファイルマネジメントサービスであるFileforceとCloudianをプライベートクラウドに利用するための諸準備が進み、喜んでいます。企業では社員がコンシューマ向けのファイル同期・共有サービスに重要なファイルを預けるといった動きが見られますが、FileforceとCloudianにより、企業自身が運営・管理できる自社専用サービスを提供することができます。これにより、高い安全性を保ちながら、あらゆるデバイスを使った効率的なファイル管理・共有が可能となり、仕事の生産性をさらに高めることができると考えています。」
インテル株式会社 ソフトウェア&サービス事業開発本部長の岡崎 覚氏からも次のコメントを頂いています。
「インテル株式会社はウェイズジャパンとクラウディアンによる今回の発表を歓迎します。両社の優れた製品やサービスを組み合わせることで、お客様に更なる価値を提供できると期待しています。また、インテルはインテルキャピタルを通じ、ウェイズジャパン様とクラウディアン様に出資しており、引き続き様々な面から先進のビジネス環境の提供に向けて協力してまいります」
ウェイズジャパン(ファイルフォース)について
2001年設立、東京に本社を置くウェイズジャパン(ファイルフォース)は、あらゆるデバイスから企業におけるファイルを蓄積、保管、整理、管理、追跡、共有などができる高セキュアでスケーラブルなクラウドファイルサービス Fileforceを提供しています。企業で使用するために必要な充実した機能を一つのクラウドサービスでつなぐFileforceは、企業の生産性・機動性・適応性の向上を支援します。
Cloudian(クラウディアン)について
CloudianはS3 API完全準拠で、マルチテナントやマルチデータセンターに対応するソフトウェアベースのオブジェクトストレージ製品です。エンタープライズITやサービス事業者は、パブリッククラウドやプライベートクラウド環境で、拡張性や信頼性の非常に高いオブジェクトストレージを展開できます。Cloudianは完全分散型の、ピア・ツー・ピアのアーキテクチャーを持ち、単一障害点がありません。また、エンドユーザーのアプリケーションだけでなく、課金、監視、プロビジョニング等の管理機能にも対応する包括的なユーザーインターフェースも提供しています。ノード2台から、複数のデータセンターに跨る数百台のノードまで拡張可能であり、ペタバイト級のデータに対応し、異種混在の汎用サーバーを用いて、コスト効率の高い水平拡張を実現します。
「Cloudian」の詳細は次のサイトをご覧ください。
クラウディアン株式会社について
クラウディアンは、ソフトウェアベースのオブジェクトストレージ製品であるCloudianをはじめ、これまで国内外の通信事業者向けの大規模分散型システムを開発提供してきています。主なお客様はNTT東日本、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、ニフティ、ネクステル・インターナショナル、ボーダフォングループ、T-モバイルグループ、アルカテル・ルーセント、ルナクラウドなどです。日本、米国、中国に事業拠点を有しています。
※ 本文書内の商標や登録商標はすべて各所有者の資産です。