「カレイダ アーク」と連携し、4k8k時代の大量メディア資産のオンライン管理が簡単に

メモリーテックとクラウディアン、4k8k時代の大量メディア資産のオンライン管理を簡単に

~ メディア管理システム「カレイダ アーク」と
オブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE」が連携 ~

2018年11月13日

クラウディアン株式会社(東京都渋谷区:代表取締役社長:太田 洋)は、映像、音楽、写真、デザインデータなどのメディア資産を、テラバイトからペタバイト超級データまで、経済的に、信頼性高く管理保存できる同社オブジェクトストレージ製品『CLOUDIAN HYPERSTORE(以下、HYPERSTORE』と、メモリーテック株式会社 (東京都港区、代表取締役社長:上田 豊)が、この度発売のファイル管理システムの新製品『カレイダ アーク』との相互接続性を公式認定しました。

カレイダ アークは、メディア資産を一元管理できるシステムです。従来、メディア資産の管理保存にはLTOテープが使われることが多く、過去アーカイブ映像や画像ファイルを探すために人手や時間がかかることや、アーカイブ資産の量が増えると保管スペースの確保と維持に苦労することもありました。そういった課題を解決するために、このたび発表されたカレイダ アークは、以下の点が大幅に強化されています。

  • Amazon S3とMicrosoft Azureサービスとの連携
  • S3互換のHYPERSTOREオブジェクトストレージとの連携
  • ファイルやメタデータ管理の利便性の向上
  • 検索機能の高速化
  • 柔軟な権限設定

 

カレイダ アークのタイムラインメタ検索画面

 

クラウディアンのHYPERSTOREは、S3 API互換性が非常に高く、オンプレミスでもS3対応アプリケーションを利用できるストレージとして、国内外で高い評価を受けております。このたび、カレイダ アークとの相互接続性が確認できたことから、両製品を連携して使うお客様にとって次のようなメリットがあります。

  • 運用を停止せずに、簡単にハードウェアを追加していけるので、データのストレージ容量を小規模から無制限に柔軟に拡張できます。今後どの程度まで増加するかの想定が難しい4kや8kなどの高精細映像資産の管理保存においても、ストレージ容量を必要性に応じて段階的に増やせます。
  • カレイダ アーク のメタデータやタグによる高速検索機能や、ファイルのプレビュー機能を使って、HYPERSTOREに保管したデータの検索や取り出しを即座に行うことができます。
  • 複数データセンターへのデータ複製と分散保存によるデータ保護機能が標準装備されています。この機能により、メディア資産の複製テープを倉庫などに人手で運搬し保管するといった手間が不要になります。
  • HYPERSTOREはマルチクラウド対応しており、HYPERSTOREからAWS、Microsoft Azure、Googleなどのパブリッククラウドへの自動階層化ができます。機密性が高いデータや利用頻度の高いデータはオンプレミスのストレージに保管し、利用頻度が低くなったデータはクラウドストレージに保管するなどの管理をカレイダ アークで行うことが可能になります。

なお、クラウディアンは、11 月14日(水)~16日(金)の3日間、幕張メッセで開催される「Inter BEE 2018」に出展し、カレイダ アークとHYPERSTOREの連携について、デモ展示によりご紹介いたします。

Inter BEE 2018ホームページ: https://www.inter-bee.com/ja/
クラウディアンブース: 映像制作/放送関連機材部門 /ホール8 /8407

クラウディアン株式会社 営業本部長 関根 悟のコメント
「海外では、S3 API に対応する MAM(メディア資産管理)製品が多く存在しますが、日本においては、 MAMは受託開発が主流で汎用的な製品が少ないため ソリューション化が遅れていました。今回のカレイダ アークのS3 対応は、メディアとエンターティンメント業界におけるクラウド技術の利用を加速するものと期待しております。」