レノボ・ジャパンとクラウディアン、ソフトウェア定義ストレージ(SDS)の共同検証実施

~ Lenovo System xサーバー上におけるCLOUDIAN HyperStoreの性能・動作検証を実施し、検証結果を公表 ~

クラウディアン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 洋、以下、クラウディアン)は、x86サーバー業界を牽引してきたレノボ・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:留目 真伸、以下、レノボ)の「Lenovo System x」と、ソフトウェア定義ストレージ製品(Software Defined Storage、以下、SDS)であるクラウディアンの「CLOUDIAN HyperStore®」によるオブジェクトストレージの性能・動作検証を共同で実施し、その検証結果を公表しましたので、お知らせいたします。

ソフトウェア定義(Software Defined)とは、ストレージやネットワークといったITインフラの機能を、従来のような専用装置ではなく、汎用的なx86サーバーをハードウェアに使い、ソフトウェアで実現するものです。これにより、経済性、柔軟性、俊敏性の高いITインフラおよびデータセンターを構築できるため、今後、SDI(Software Defined Infrastructure)やSDDC(Software Defined Data Center)へのシフトが加速すると考えられています。

今回の共同検証は、「レノボ・エンタープライズ・ソリューション・センター」の検証環境において、3台のLenovo System xサーバーにCLOUDIAN HyperStoreソフトウェアをインストールして構築したオブジェクトストレージ・システムに対し、大中小4種類のデータサイズのデータごとに複数のワークロード(負荷)を与え、処理時間と件数による性能及び安定性等の各種動作を評価したものです。

本検証結果のレポートは、以下のサイトから入手することができます。

lenovo

クラウディアンの主力製品であるソフトウェアデファインド(Software Defined)のスケールアウト型オブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HyperStore 」は、国内外数十社の大手クラウドサービス事業者やエンタープライズ企業に採用されており、特に、以下のような日本を代表するクラウドサービスに採用されています。

今回の検証に使用したレノボの主力サーバーSystem xファミリーは、エントリーシステムからミッションクリティカル、クラウド、ビッグデータまで、あらゆるワークロードをサポートする業界トップクラスの信頼性とセキュリティを備え、x86サーバー業界を牽引してきました。

CLOUDIAN HyperStoreソフトウェアは、x86サーバーをハードウェアとして使うSDSであり、最小2台(推奨構成3台)から利用開始し、データの増加とともに台数を追加してゆくだけでペタバイト超級にまで全体のストレージ容量を拡張(スケールアウト)できます。国内外のクラウドストレージサービスに採用されているほか、オンプレミスでは、オフィス文書、画像、動画、ソーシャルメディアやIOT/M2Mのログ等、膨大な非構造化データを格納するファイルサーバーのセカンダリストレージ、バックアップ、アーカイブ、ビッグデータ分析、ファイル同期・共有等のストレージ基盤として活用されています。

クラウディアンの代表取締役社長の太田 洋は次のように語っています。
「このたび、レノボ様の検証環境において両社が協力して実施した性能及び動作検証結果をご報告できることを心から喜んでいます。Lenovo System xをお使いのお客様は、これまで使い慣れたハードウェア環境のもとで、新たにCLOUDIAN HyperStoreを使ったスケールアウト型オブジェクトストレージを構築できます。この最適化されたソリューションを日本から世界中のお客様にお届けしたいと考えています。」

ビジネスパートナー様からのエンドースメント

レノボ・ジャパン株式会社
エンタープライズビジネスグループ エグゼクティブディレクター 小林泰子様

「レノボ・ジャパン株式会社は、クラウディアン株式会社様との協業が前進したことを大変嬉しく思います。 エンタープライズにおけるオブジェクトストレージの需要は、今後、ますます増えていくことが予想されており、その利用形態はパブリッククラウド・サービスにとどまらず、オンプレミスへも広がることが予想されています。セキュリティ、効率性、および信頼性に優れるLenovo System xでのHyperStoreの動作を実証する検証レポートは、オブジェクトストレージ導入をご検討されているお客様にとって、非常に価値あるものと考えます。」

クラウディアンについて

日本と米国を開発拠点とするクラウディアンは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミス環境でハイブリッドに活用できるSDS(Software Defined Storage:ソフトウェア定義ストレージ)である「CLOUDIAN HyperStore」をソフトウェア製品およびハードウェアアプライアンス製品により提供しています。国内外大手プロバイダー、エンタープライズが採用するCLOUDIAN HyperStoreは、複数データセンター間を含み、データの複製・分散配置によるデータ保護をすることで、DR/BCP対策を担保したオブジェクトストレージを構築できます。汎用サーバ2台(推奨構成3台)からペタバイト超級にまで経済的に、柔軟にスケールアウトします。統計・課金・管理機能も実装済みであり短期間で利用開始できます。

※本プレスリリース内の商標や登録商標はすべて各所有者の資産です。