Nexinto、コスト重視クラウドストレージにCloudian HyperStoreを採用
Nexinto、コスト重視クラウドストレージにCloudian HyperStoreを採用
~ドイツの主力サービスプロバイダー、Tier2とTier3データ向けクラウドストレージにCloudian HyperStoreを採用~
クラウディアン株式会社(東京都・渋谷区、代表取締役 太田 洋)は、Nexinto社が新たなS3互換パブリッククラウドストレージサービスを提供するストレージソリューションとしてCloudian HyperStoreを採用したことを発表しました。
ドイツの主力サービスプロバイダーであるNexintoは、ドイツ最大のオンライン販売サイトなど、ドイツのe-commerce市場全体の約15%を扱っています。Tier2とTier3データをパブリッククラウドに読み書きする顧客のために、共通のストレージ環境で制限無しに拡張できるS3互換ストレージソリューションを探していました。
調査の結果、NexintoはCloudian HyperStoreを選びました。Nexintoにとってソフトウェアデファインドのオブジェクトストレージであることは非常に重要でした。まず、ソフトウェアは業界標準サーバー上で稼働するため、Nexintoが長年に亘り利用するベンダー製の既存ハードウェアを利用できました。そして、顧客がパブリッククラウドとNexinto間でデータを移動する際における、ドイツのコンプライアンス要件とデータ保護ガイドラインに合致するS3互換ストレージを提供できました。
「ドイツのサービスプロバイダーは複雑な課題に直面しています。顧客は、Tier2とTier3のデータのために、もっと経済的なクラウドストレージを求めています。しかし、顧客は信頼できない低価格パブリッククラウドを使いたくないし、利用も認められません。」クラウディアンのドイツ担当営業マネジャーChristian Thiesは語ります。「Nexintoは市場の隙間を埋め、高性能でコスト効率の高いサービスで顧客のニーズに応えています」
NexintoのChief Digital OfficerであるTobias Reisberger氏はコメントしています。「Nexintoは、常に顧客に最高のソリューションを見つけることに努めています。Cloudian HyperStoreを採用したことで、顧客にはS3 APIの利便性と、Nexintoのサービスの信頼性と安全性を組み合わせて提供できます。」
■ クラウディアンについて
日本と米国を開発拠点とするクラウディアンは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミス環境でハイブリッドに活用できるSDS(Software Defined Storageソフトウェア定義ストレージ)である「CLOUDIAN HyperStore」をソフトウェア製品およびハードウェアアプライアンス製品により提供しています。CLOUDIAN HyperStoreは、数十テラバイトから数ペタバイト超級のビッグデータを経済的に保存できるストレージ製品です。汎用サーバーをハードウェアに使うソフトウェア製品であり、クラウドストレージの事実上の標準Amazon S3 APIに準拠しています。複数サーバー間、さらには複数データセンター間でも、自動複製・分散配置により堅牢にデータ保護します。日本におけるNTTグループをはじめ、世界の大手クラウドサービスと、数多くのエンタープライズITのオンプレミス・ストレージとして採用されています。
※本プレスリリース内の商標や登録商標はすべて各所有者の資産です。