クラウディアンの「Cloudian®」が「ニフティクラウドストレージ」に採用され、 本格稼働
クラウディアンの「Cloudian®」が「ニフティクラウドストレージ」に採用され、 本格稼働
クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:太田 洋、以下 クラウディアン)は、S3 API準拠のクラウド・ストレージのためのパッケージソフトウェア製品、「Cloudian®」がニフティ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:今村 隆、以下 ニフティ)が提供するクラウドストレージサービス「ニフティクラウドストレージ」に採用され、本格稼働しましたので、お知らせいたします。
クラウディアンの「Cloudian(クラウディアン)は、クラウドサービス事業者やエンタープライズのお客様が、ストレージするデータ量の増加にあわせて、一般に利用されているIAサーバーを追加してゆくだけで、クラスターの格納データサイズを増やすことができる拡張性と柔軟性の高いストレージのためのパッケージソフトウェア製品です。自動的に複数のサーバーにデータを複製し、サーバー障害の際にも自動復旧、自動リバランスを行うことから、高い信頼性と可用性も備えています。「Cloudian」を使うことにより、クラウドサービス事業者は、ストレージ装置などに大きな初期投資をすることなく、「使った分だけを請求する」従量制型で、かつお客様が利用しやすい水準のサービス料金で、クラウドサービスを提供できるようになります。
また、Webサービスにおいて事実上の標準となりつつあるS3 API(注)に準拠していることから、対応しているWebアプリケーション、アプライアンス、ツールは、特別な改修をすることなしに「Cloudian」を利用できます。さらに、パッケージには、統計、課金、ユーザー・グループ管理、QoS、システム管理など、クラウドサービス提供のために必要な機能も合わせて実装されています。
「Cloudian」は、本年7月19日に商用版ソフトウェアをリリース後、ニフティが本年9月29日に正式公開した「ニフティクラウドストレージ」に採用され、本格稼働を始めています。
ニフティ株式会社からのエンドースメント
クラウディアン様の本報道発表を心より歓迎いたします。 「ニフティクラウドストレージ」は、2011年9月29日に正式公開した容量無制限で自由自在に伸縮できるクラウドストレージサービスです。これまで『ニフティクラウド』が提供してきたシステムリソースに加え、「ニフティクラウドストレージ」をラインナップとしていち早く拡充できたのも、クラウディアン様から多大のご支援を頂いたことが大きいと考えております。今後も、『ニフティクラウド』はクラウディアン様とともに、クラウドコンピューティング市場でこれまで以上の価値を提供してまいります。
ニフティ株式会社 クラウド事業部長 蔵原 寛
(注)S3 API:AWS(Amazon Web Service)が提供するクラウドストレージサービス、Amazon S3(Simple Storage Service)をREST(Representational State Transfer)方式で利用するために広く公開されているAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)です。すでに数百のS3 APIを利用するアプリケーションやツールなどのS3 エコシステムが公開されており、クラウドストレージの事実上の標準APIとなりはじめています。
※Cloudian®は、CloudianKK.の商標登録です。
※文中に記載しているその他の会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。