テクノル、クラウディアンのオブジェクトストレージを基盤にした 包括的なデータ保護クラウドストレージサービスを提供

マルチテナント型クラウドストレージサービスを単一のプラットフォームで
容易に管理できるクラウディアンのソリューション

2021年8月17日 – クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ブライアン·バーンズ、以下クラウディアン)は、長年にわたりITサービスを提供している株式会社テクノル(本社:青森県八戸市、代表取締役社長:千葉 哲也、以下テクノル)が、データ保護クラウドストレージサービス「Azumasy」の基盤として、CloudianのHyperStore®オブジェクトストレージを導入したことを発表しました。テクノルは、スケーラビリティに優れたオブジェクトストレージを採用することでマルチテナント環境を容易に管理し、顧客のニーズを満たすサービスを構築することができました。

テクノルは、お客様のクラウドコンピューティングへの関心が高まる中、堅牢なデータ保護・管理でお客様をサポートしたいと考えていました。パブリッククラウドストレージを含むさまざまな製品を検討した結果、テクノルは豊富な機能と費用対効果の高さからHyperStoreを選択しました。

現在、Cloudianソリューションは、Azumasyのクラウドサービスのストレージ基盤を提供しています。

  • Azumasy NAS Backupはその名のとおりエントリー型のNASのデータをHyperStoreで構築されたクラウドストレージへバックアップする仕組みで、バックアップデータはインターネットからアクセスすることも可能なため、リモートアクセスやBCP対応にも活用可能
  • Azumasy Driveはドライブマウントソフトウェア「S3 Drive」と組み合わせて、HyperStoreを基盤としたクラウドストレージ(Azumasyストレージ)をWindowsのドライブとして割り当てて、クラウド上のデータをローカルデータのように直接的に利用可能
  • Azumasy Desktopは、データ仮想化ソフトウェア「Shadow Desktop」を組み合わせ、PC内のファイルをクラウド上に仮想化することで、「PCのデータレス化」を実現

現在、200社がAzumasyのサービスを利用しているが、テクノルはCloudianが成功の鍵を握っていると語ります。

HyperStoreのスケーラビリティやパフォーマンス面でのメリットに加えて、テクノルにとっての大きなメリットは、マルチテナント環境で複数のサービスを提供しながら、それらをすべて一元的に管理できることだった。具体的には、各テナントがHyperStore上に独自のバケットを持ち、そのバケット内で各種サービスのデータを管理している。テナントは3つのサービスの使用率が異なっていても、すべてが1つのストレージシステムで管理されています。

「他のソリューションでは、サービスごとに1つのストレージを割り当てなければなりませんでした。しかしHyperStoreでは、要件の異なるデータを簡単に一元管理することができます。これにより、複雑な商用サービスであっても、ストレージ管理の負担が軽減されるのは、HyperStoreの大きなメリットです」と株式会社テクノル、経営企画本部サービス企画部サービス開発課 課長の楢山文博氏は語る。

執行役員経営企画本部長の安ヶ平昌宏氏は、「HyperStoreのおかげで、Azumasyのストレージサービスは非常にスムーズに運用されています。ファームウェアのアップデートが必要になっても、中断することなく実施できます。また、ストレージのパフォーマンスも申し分なく、クラウディアンのアドバイスによる冗長化構成により、安心して運用することができています。パンデミックの影響などもありましたが、サービスはユーザー企業から好評で、初期のストレージ容量はほぼ完売しており、増設の準備を進めています」と語る。

導入事例へのリンク:https://cloudian.com/jp/resource/

Cloudianについて
Cloudianは、最も広く導入されているオブジェクトストレージの独立ベンダーです。 ネイティブS3 APIにより、データセンターにパブリッククラウドストレージの拡張性と柔軟性をもたらすと同時に、ランサムウェア保護を提供し、従来のSAN / NASおよびパブリッククラウドと比較しTCOを60%以上削減します。 地理的に分散されたアーキテクチャにより、ユーザーは単一のプラットフォームから、オンプレミスとクラウドのサイト間でオブジェクトとファイルのデータを管理および保護することが可能になります。Cloudianは、ソフトウェアまたはアプライアンスとして利用可能で、従来のアプリケーションとコンテナ化されたアプリケーションをサポートします。詳しくはhttps://cloudian.com/jp/をご覧ください。

本件に関する報道関係者の問い合わせ先
クラウディアン株式会社
マーケティング担当
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