Cloudian、VMware Tanzu Kubernetes Gridのオブジェクトストレージ認定を発表

オンプレミスまたはパブリッククラウドで実行されるクラウドネイティブアプリケーションに永続ストレージを提供します

クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ブライアン・バーンズ、以下クラウディアン)は、本社Cloudian Inc.(米国カリフォルニア州、以下Cloudian)が現地時間2021年12月16日、HyperStore®オブジェクトストレージが、VMware vSphereのオンプレミスと、Amazon EC2およびMicrosoft Azureのパブリッククラウドの両方で実行可能なマルチクラウドKubernetesフットプリントであるVMware Tanzu Kubernetes Grid(TKG)に認定されたことをお知らせいたします。HyperStoreは、TKGの顧客の自社環境で最新のクラウドネイティブアプリケーション向けのエンタープライズグレードの永続ストレージを提供し、完全ネイティブなS3互換性、無制限のスケーラビリティ、軍用グレードのセキュリティ、クラウドライクの俊敏性を、パブリッククラウド製品よりも最大70%低コストで実現します。今回の発表は、HyperStoreとVMware Cloud Foundationとの相互運用性を通じて、顧客が単一のプラットフォームから最新のアプリケーションと従来型アプリケーションの両方をサポートできるようにするなど、Cloudianが他の分野でもVMwareと進めているコラボレーションを補完するものです。

クラウドネイティブアプリケーションにはクラウドネイティブストレージが必要です
規制要件を満たし、大規模な本番ワークロードをクラウドに移行するコストや複雑さを回避するために、オンプレミスでクラウドネイティブアプリケーションを導入するケースが増えています。これらのアプリケーションには、Kubernetes、サーバーレスコンピューティング、マイクロサービスなど、主要なテクノロジー・コンポーネントを完全にサポート可能な最新のストレージ基盤が必要になります。

残念ながら、従来のエンタープライズストレージシステムでは、プロビジョニングと管理が難しいだけでなく、必要な費用対効果の高い拡張性を提供することができません。また、専用のコンテナストレージ製品は、機敏性に優れているものの、クラウドネイティブな本番環境に必要とされる拡張性、セキュリティ、耐久性に欠けています。

VMware TKG対応Cloudianオブジェクトストレージのメリット
Cloudianは、これらの他のソリューションとは対照的に、クラウドネイティブアプリケーションに必要な俊敏性と管理のしやすさを備え、拡張性が高く、安全で費用対効果の高いエンタープライズストレージプラットフォームをVMware TKGの顧客に提供します。主な機能とメリットは次のとおりです。

  • 完全ネイティブなS3互換性により、オンプレミスとパブリッククラウドの環境におけるアプリケーションのポータビリティを実現します。
  • シンプルなAPI呼び出しによる高レベルなストレージ管理アクセスを提供します。
  • マルチテナント機能で、単一のプラットフォーム内で安全かつ自己管理型ストレージを実現します.
  • AWS、GCP、Azureとすぐに統合でき、データをネイティブ形式で維持しながら、単一のネームスペースでマルチクラウドをサポートします
  • ランサムウェア保護のデータ不変性、送信および保存データの暗号化、統合ファイアウォール、RBAC/IAMおよびSAMLアクセスコントロール、コモンクライテリア、FIPS、NIST 800-88などの厳格な規制要件を満たす認証など、エンタープライズグレードの優れたセキュリティを提供します。
  • 従来のワークロードと最新のワークロードを同じプラットフォームに統合することで、インフラストラクチャのサイロが排除され、共通のスキルとトレーニングを活用し、大幅なコスト削減を実現します。

コメント
「パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方で、あらゆる種類のアプリケーションを導入する企業が増えているため、一貫した運用モデルが求められています。」VMwareのモダンアプリケーション&マネジメント事業グループのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるAjay Patel氏はこのように述べています。「ネイティブS 3互換性、エクサバイト規模の拡張性、堅牢なセキュリティを備えたCloudian HyperStoreオブジェクトストレージは、当社の Tanzu Kubernetes Grid のお客様に、強力で最新のストレージ基盤を提供します。」

「オブジェクトストレージは、最新のアプリケーションを実現するための主要な手段として登場し、企業のデジタル資産からより大きな価値を引き出し、ビジネスの目標を達成するのに役立ちます。」Cloudianの最高マーケティング責任者のJon Toorはこう続けます。「この1年間のVMwareとの緊密な連携により、受賞歴のあるオブジェクトストレージプラットフォームが提供するデータ管理と保護のメリットを、より幅広いお客様とユースケースに拡大することができました。」

入手方法と詳細
TKG環境向けのCloudianストレージは、Cloudianおよびリセラーパートナー、VMware Marketplacehttps://bit.ly/CloudianTKGから入手いただけます。

当ソリューションおよびCloudianとVMwareの統合の詳細についてはこちらをご覧ください。https://cloudian.com/vmware/

VMware and Tanzu are registered trademarks of VMware, Inc. in the United States and other jurisdictions.

Cloudianについて

Cloudianは、最も広く導入されているオブジェクトストレージの独立ベンダーです。ネイティブS3 APIにより、データセンターにパブリッククラウドストレージの拡張性と柔軟性をもたらすと同時に、ランサムウェア保護を提供し、従来のSAN/NASおよびパブリッククラウドと比較しTCOを60%以上削減します。地理的に分散されたアーキテクチャにより、ユーザーは単一のプラットフォームから、オンプレミスとクラウドのサイト間でオブジェクトとファイルのデータを管理および保護することが可能になります。Cloudianは、ソフトウェアまたはアプライアンスとして利用可能で、従来のアプリケーションとコンテナ化されたアプリケーションをサポートします。詳しくはhttps://cloudian.com/jp/をご覧ください。

本件に関する報道関係者の問い合わせ先:
クラウディアン株式会社
マーケティング担当
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