Cloudian、AWS Outpostsを新たな2サイズでサポート
オンプレミスのオブジェクトストレージソリューションで、
ネイティブS3互換性と無制限のスケーラビリティを実現
クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ブライアン・バーンズ、以下クラウディアン)は、本社Cloudian Inc.(米国カリフォルニア州、以下Cloudian)が現地時間2021年12月1日、新しいAWS Outpostsサーバーのサポート計画を発表したことをお知らせいたします。これにより、Cloudian HyperStore® S3互換オブジェクトストレージを使用し、Outpostsを幅広いユースケースに対応できるようになります。Cloudianのストレージソフトウェアとアプライアンスで、ローカルデータ保護と低レイテンシのデータアクセスを必要とするワークロードに、無制限のオンプレミス容量を提供します。今回の発表は、6月にHyperStoreがOutpostsのAWS Service Ready認定を獲得したことに続き、両社のコラボレーションの強化を反映するものです。
Cloudianの新サービスにより、1Uと2Uの構成でOutpostsサーバーと一緒にHyperStoreを導入できるようになります。さらに、デバイスの基盤となる直接接続型ストレージメディアを利用して、Outpost 2U上でCloudianソフトウェアを直接実行することも可能です。
この新しいAWS Outpostsは、コンパクトなサーバーにラックマウント可能なデバイスを搭載しているため、小売店、金融および法務サービスの支店、医療機関、工場の現場など、容量要件が小さく、設置スペースが限られている場合などに役立ちます。
完全ネイティブなS3 API互換性に加え、Cloudian HyperStoreのメリットは下記の通りです。
- モジュール型で無制限の拡張性:必要に応じてデバイスをクラスターに追加するだけで、中断することなく容量を拡張することが可能です。
- ローカルデータ保護:すべてのデータをローカルに保存されるため、データガバナンス規制を準拠します。
- 低レイテンシ:CloudianのオールフラッシュまたはHDDベースのストレージアプライアンスに格納されたローカルデータにアクセスできるため、パフォーマンスが最適化されます。
- 地理的分散機能:単一のネームスペース内の複数サイトにまたがるデータを、グローバルに管理できます。
- ランサムウェア保護とコンプライアンス対応のためのデータ不変性:Amazon S3 Object Lock機能により、マルウェアによるデータの暗号化を防ぎ、身代金を支払うことなく、暗号化されていないバックアップコピーを迅速かつ簡単に復元できるようにします。また、ガバナンスや法的証拠保全にも対応します。
- 堅牢なセキュリティ:セキュアシェル、統合されたファイアウォール、RBAC/IAMアクセスコントロール、保存データにはAES-256によるサーバー側暗号化、転送データにはSSLによる暗号化で、データをさらに保護します。これらはすべて、米国国防総省によるSEC Rule 17a-4(f)、FINRA Rule 4511、CFTC Rule 1.31(c)-(d)のセキュリティ認証を取得しています。
- ハイブリッドクラウド対応:Amazon S3へのレプリケーションとポリシーベースのデータ階層化をサポートします。
- 高度なメタデータのタグ付け:AI/ML/分析アプリケーションで、迅速なデータ検索を実現します。
「お客様は、包括的なデジタル化の一環として、企業全体のデータを保存・管理する良い方法を求めています。」Amazon Web Services,Inc.のAWS Outposts担当ゼネラルマネージャーであるJoshua Burgin氏は次のように述べています。「AWS Outposts対応のCloudian HyperStoreで、独自の環境、AWS Outpost、またはAWSリージョンのあらゆるアプリケーションに対して、包括的なデータ管理ソリューションを利用でき、真に一貫したハイブリッドエクスペリエンスが実現されます。」
「最新のアプリケーションをオンプレミスで導入するユーザーが増えているため、これらのアプリケーションをサポートする最新のストレージ基盤が必要になっています。」
Cloudianの最高マーケティング責任者であるJon Toorはこのように述べています。 「CloudianのHyperStoreオブジェクトストレージはこの基盤を提供します。パブリッククラウドの拡張性と柔軟性を提供すると同時に、データを完全に制御および保護し、いつでもどこでも必要に応じて素早くデータにアクセスが可能です。」
AWS Outposts対応Cloudianオブジェクトストレージの詳細はこちらをご覧くださいwww.cloudian.com/aws
Cloudianについて
Cloudianは、最も広く導入されているオブジェクトストレージの独立ベンダーです。 ネイティブS3 APIにより、データセンターにパブリッククラウドストレージの拡張性と柔軟性をもたらすと同時に、ランサムウェア保護を提供し、従来のSAN / NASおよびパブリッククラウドと比較しTCOを60%以上削減します。 地理的に分散されたアーキテクチャにより、ユーザーは単一のプラットフォームから、オンプレミスとクラウドのサイト間でオブジェクトとファイルのデータを管理および保護することが可能になります。Cloudianは、ソフトウェアまたはアプライアンスとして利用可能で、従来のアプリケーションとコンテナ化されたアプリケーションをサポートします。詳しくは
https://cloudian.com/jp/をご覧ください。
本件に関する報道関係者の問い合わせ先:
クラウディアン株式会社
マーケティング担当
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